脳から見た野球選手。このマッピングは誰?

なんだ、また大脳も小脳も前頭前野を表すピンク色じゃないか!と思うでしょう。

ちっとも面白くもない。

今までの選手は、ピンク色の前頭前野と同じく非常に良く働く部分は、右の運動野、左運動野、足の運動野、判断力、視覚中枢、頭頂部です。

あと、選手により危険察知能力がピンク色と同じ大きさの人もいます。

ところが、この人は投球動作またはバッターボックスに入って構える時に、

今までの一流選手の大脳、小脳の働きもあり、それプラス短期記憶、長期記憶、聴覚中枢も大脳や小脳全体に働いているのです。

だから、自分の投球動作またはバッターとしての動作、相手の動作も逐一記憶しているし、球場の音、相手陣営の話し声なども記憶している。

だから、次回には相手の行動がどのようになるかも記憶している。その雰囲気も記憶している。

普通では考えられない野球選手なのです。

一見ぼーっとしてますが、中味は全然違う、この人は凄い❗️と思います。

少し話が変わりますが、

投手なら投球動作を開始した瞬間から、この7つないし8つの能力しか大脳も小脳も働かなくなっています。打者でも同じです。

この脳の働きのぶつかり合いが野球なのです。一流選手同士の投手と打者の脳のぶつかり合いです。

同じ脳の働き具合同士が投手と打者に分かれて勝負する。

負ける方は、この脳の働きが変化してしまう結果、本来の脳の働きを失う為に負ける。打者なら三振とか内野ゴロとか外野フライになる。

投手なら負けるとヒットか塁打かホームランを打たれる。

投手が投球動作をする。打者がバッターボックスに入って構える。その瞬間に勝負は、ほとんどついているのです。その瞬間に脳に変化を来した方が負けるのです。

相手の脳に変化を起こさせた方が勝つのです。

ボールのスピードは一番重要なのではないのです。

ここを誤解してしまうので、筋トレを過度に行い、必要以上に肩や肘の関節に負担をかけて故障させてしまうのです。

野球も基本は力ではないのです。もう一度言います。力ではないのです。

例えて言えば、脳に変化を起こさせて、相手に瞬時に回復する極々軽〜〜い脳梗塞みたいな状態を起こさせて、力を抜く、力を出させない状態を作るのです。

相手は自分の脳のこの変化を感じ取れないから、目一杯力を出していると思っています。

しかし、実際は本来の力の10分の1から100分の1しかでていないのです。

だから、ボールの真芯にバットが当たっても飛ばない。ホームランかなと思っていると外野フライ!

ヒットかなと思っていると内野ゴロになるのです。

イチローの全盛期は、投手の脳にそういう変化を起こさせていたし、ノーヒットノーランや完全試合を達成した投手は打者にそのような脳の変化を起こさせていたのです。

それを無意識のうちに行っていたので、どうすればそのように出来るか分かっていないので、相手にそのような脳の変化を起こさせる方法に気づけない。

だから、見た目の筋力の強化を目指すのですが、それも必要ですが、本筋からズレているのに気づかないのです。

だから、ダメになるともう歳かなとか、限界かなと自分に言い訳して、選手生命を縮めているのは自分なのです。

そこに気づくと、恐らく50〜60歳近くまで選手や投手として活躍できるはずです。

さて、このマッピングの主は誰でしょうか。

相手の脳に変化を起こさせるのが野球だと早い段階で気づくと身体を壊すなんてことはないはずです。なぜなら無理することはないのですから。(^_^)