脳から見た野球選手、その2

フリーエージェント(FA)の選手を採用する時に、選手をあらゆる角度から調べあげて、採用すると思います。

それでも巨額の費用をかけた割には、それに見合った活躍が出来ない選手もいます。

なんでそうなるかというと、脳の中、大脳や小脳と、その働き具合をチェックしていないからです。

脳のどの部位に問題があるかは調べるとすぐに分かります。

脳の被殻と黒質の働きが低下していると、集中力とやる気が低下して、それらが大脳や小脳の働きに影響を与えるのです。

また、淡蒼球と黒質が同時に働きの低下があると不安感が出やすく、一度の失敗が尾を引き、その試合中に立て直しが利かなくなり、ズルズルと悪い方に行ってしまうのです。

また、野球は一球毎の心理戦なので、投手は投球モーションをすると、打者の脳に変化を与えます。どれくらい打者の脳に変化を与えられるか、それも脳を調べることで分かるのです。

強打者がボールの真芯に当たっても外野フライになるのは、投手の投球モーションが相手の脳に強力に影響しているからです。強力に影響して脳の運動野の働きを無力化しているのです。

そういうのもFA選手の脳の働きを見ることで分かるのです。

また、打者でも投手の脳に強力に変化を起こさせる才能がある打者もいます。

いくら素晴らしい投手でも、打者が投手の脳に変化を起こさせて、投手の投球モーションに微妙な変化を起こさせて、打ちやすいボールにしてしまう才能のある打者もいるのです。

そういう目に見えない所の脳の働きもしっかり見て採用することです。

勿論身体の故障も本人が何も言わなくても分かる見方もあるのです。

要するにFA選手採用の今までの視点に欠けていた脳の働きを調べるということを加えることで、かなりのリスク低減に寄与するものと思います。