脳から見た野球選手、巨人上原浩治投手

この脳のマッピングは、2018.3.31.対阪神戦8回の巨人上原浩治投手の投球動作中の大脳と小脳をマッピングしたものです。

右腕を動かす大脳(左運動野)は大脳皮質全体を占めています。それと右腕を動かす小脳も小脳皮質全体に占めています。これは腕に大きな力を出させ、早くて重いボールを投げる源です。

左腕を動かす大脳皮質も広く、これも小脳皮質では全体を占めています。

創意工夫のピンク色の前頭前野も大きく、小脳皮質では全体を占めています。投球動作中も次の投球を考えられる脳の働き具合があることを示しています。

判断力の黄色の部分は、大脳皮質と小脳皮質全体に占めています。

瞬時に判断する能力がある事を示しています。これが小さい領域だと判断力が少なく、瞬時の判断が出来ない事が起こります。これがないとヒットを打たれたりするとバタバタと崩れていく投手になります。

赤の視覚中枢も大脳皮質と小脳皮質全体に占めています。

より広く、より詳しく見えている事を示しています。

相手の打者や監督の動き、コーチの何気ない動作なども読み取る能力がある事を示しています。

また、足の運動野も大脳皮質と小脳皮質全体に占めています。

非常に安定した下半身があり、投球動作が非常に安定するもとになります。

42歳にして、この脳の働き具合はまだまだ投手として後10年近くはやれると思います。

なぜ大リーグは上原浩治投手を獲得しなかったか、

大リーグのスカウトも脳を見てない証拠ですね。

使い物にならない脳の持ち主をん十億出して、獲得しているのを見ると、野球は筋力だと思っているようです。

筋力は勿論ですが、それを動かす大脳や小脳の働きを見ないと、いつも高い買い物をすることになります。

日本のプロ野球も非常に高い買い物をしている球団がありますね。

野球も脳でするものです。